お仕事で関わった作品やタレントさんが出ている番組は、できる限り観るようにしています。できればリアルタイムがベター。時の勢い

ってありますからね。
今日は「ルーキーズ」(TBS)と「ごくせん」(NTV)をはしご。たっぷり3時間半、見応えあったー。
いずれも学園モノと呼ばれるジャンルだけど、料理の仕方はまったく違いますね。
「ルーキーズ」は、スポ根に不良テイストのかかった青春グラフティ。コメディな味付けが光る「ごくせん」に比べてリアルな作りに見えるけど、実は出演者の年齢はこちらの方が上。つまり、ある意味ファンタジー色が強いといえます。
20代の俳優さん演じる高校生。でも、高校生エッセンスをその演技力で表現しておられるから、視聴者には逆にリアルに伝わるんですよね。ほんと、まさに演技力の勝利です。
お仕事でいただいた資料を読んでいて、「ここはどう演じるんだろう?」と思っていたシーンが、私の想像以上に広がりを持って仕上がっていることに、素直に驚きました。表現するってすごいなー


一方の「ごくせん」は、よりリアルな世代の俳優さんたちが高校生を演じています。でも、ここで描かれる高校生活はデフォルメされた架空の世界。いや、お芝居はすべて架空なんだけど、より演劇的(舞台的)な、作られた世界です。
シリーズ3作目だけあって、ドラマの世界観はもう馴染みが深いし、ある意味水戸黄門的な、視聴者を絶対に裏切らないフォーマットが確立されてますよね。
放っておいても、ベルトコンベア式に感動と共感の世界へ連れれってくれる安心感。見終わったあと、清々しいカタルシスが得られるのも一話完結ならではです。

・・・にしても、悪カッコいいイケメン高校生役の俳優さん、皆さんほんとにカッコいいですね~

他の番組で「いい人」の役をやってるときより、数倍いい。やっぱり女子はちょっと悪いのが好きなのか・・・
そんなイケメンたちの中で、あなたと相性のいいのは誰?
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