ここのところ、観劇がMYブームのひとつになっています。
歌舞伎を観る機会が増えたのは、自分でも意外な変化。観始めると、今まで「よくわからない、伝統の演目がたくさん」と思っていたのが、実はシンプルな軸と分類法で分けられることがわかってきたり。
何にせよ、何かを知る、何かに分け入るということは大切です。感動のない人生は味気ないものね。

と、いうわけで。
人気の舞台、「滝沢演舞城」を観てきました。
キラキラとほとばしるエネルギー、意気込み、熱意が舞台中に満ちていて、元気をもらえたー。
滝沢さんのお人柄と、それに応えようとする若い皆さんの心意気がピュアでした。不思議だけど、そういうのって伝わってくるんですね

オリジナル歌舞伎に挑戦しておられるのですが、これがまた素敵。エッセンスは残して、表現はある意味象徴的で、ファンタジーなんです。
また、第2部の義経も秀逸。「安宅の関」のシーンは特に素敵でした。滝沢義経はもちろんのこと、弁慶さまの演技にも胸を打たれたなぁ。
見せていただいてる、美しくて研ぎ澄まされた世界もさることながら、見えないところで皆さんが越えてこられた努力や葛藤や試行錯誤。その両方を想像しながら、素敵な時間を堪能させていただきました。
信じる力ってすごいね
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